2007年8月、主人の仕事の関係で一ヶ月上海に滞在。驚いたことや感じたことを記載します。

当たり前のことかもしれませんが、料理がすごく美味しい!!
私はベジタリアンではありませんが、中国の野菜に魅了されレストランに行っても殆ど野菜しか頼みません。日本にも、もちろんフランスにもない緑の野菜が一杯。なかでも一番おいしいのは
「空心菜」。やみつきになってしまいました。
左の写真が空心菜。どこのレストランで頼んでもはずれなし。値段も20元以下です。でも、品切れになることも多く、メニューにあっても食べられないことがしばしあります。
-四川料理 cuisine sichuannaise
-広東料理 cuisine cantonaise
-上海料理 cuisine shanghaienne
-北京料理 cuisine pékinoise

それから、美味しいのは茄子。私は上海風の甘い味付けよりも、広東風の薄味や四川風の少し辛い味付けが好みです。中でも、浦東の藍村路(Lancun Road)近くのレストランで食べた一皿(左の写真)は絶品でした。

噂には聞いていましたが、本当にテレビ番組が検閲されカットされている
先日、テレビでTV5Mondeのニュースを見ていたら、来年の北京オリンピックの話題。人権問題がどうのこうのという話だったので、おもしろそうだな〜と思っていたら画面が真っ黒に。電波の状態が悪いのかなーと思って気にもしませんでしたが、翌日も同じ事が発生。中国政府は北京が2008年のオリンピック開催地に決定した2001年に刑務所にいれられているジャーナリストを解放することに努力すると約束していたのにもかかわらず、開催1年前の今になっても状況が何も変わっていないことに対する批判のニュースが報道されている最中でした。

クーラーの使い方上海浦東空港を降りて一番に感じたのは「あー本当の夏!」。長いフランス生活で、日本の夏を忘れかけていた私には、あの暑さが懐かしく新鮮に感じられました。
でも、それもほんの一時。タクシーに乗ったら数分もせずに寒くなってしまいました。冷房効かせ過ぎです。ホテルも一緒。レストランも同じ。主人によるとオフィスも同様とのこと。おまけに、冷房を入れながら窓を開けているのだそうです。中国人の同僚によると、新鮮な外の空気との入れ替えが必要だからとのこと。そういえば、上海の街中には入り口のドアを大きく開けているお店も少なくありません。外の気温が40度近くまで上がることもあるというのに、冷房の設定温度を20度以下にして窓を開けていたら、エネルギーがいくらあっても足りないのに...

お金の話はタブーじゃない私の中国語のLili先生による中国人はお金の話をするのを全然気にしないそうです。お給料の話でもオープンにするとのこと。質問しても全然失礼じゃないそうです。と、いわれても私はやっぱり先生の給料を聞けませんでしたけど。でも、先生は、その晩一緒に食事をした中国人の若い独身男性に即座に「いくら稼いでいるの?」と聞いていました。因みに先生は25歳の独身女性です。

周庄(Zhouzhuang)


上海から車で1時間半くらいの所にあり、水路際に古い町並みが残っている情緒ある場所です。上海体育場からバスが出ています。値段は魅力ですが、出発は9時ごろで帰りの現地発15時くらいで、ライトアップされ夜景が綺麗になる前に帰らなければならないので、私達は車をチャーターしました。団体バスにジョイントすると入場料(100元)込みで一人150元くらいだったと思いますが、チャーター代は入場料別で400元。交渉するともっと安くなるかもしれませんが、私達は言い値でOKしてしまいました。昔の歌劇舞台でちょっとしたショーを見せてくれました。道の両脇にはお土産屋さんとレストランが並んでいます。




中国には健康保険がないこれもLili先生に聞いた話ですが、中国には健康保険がなく医療費は全て個人負担。だったら医療費は安いのかというとすごく高いそうです。因みに上海の中国人の平均給与はだいたい2000元くらいだそうですが、簡単な診療でも150〜200元かかり、注射、血液検査や薬が必要だとその十倍くらい=一ヶ月の給料と同じくらいかかってしまうこともあるとのことです。
だから一般の人は、ど〜しようもない時しか病院にはいかず、必要に応じ市販医薬品を服薬しているそうです。

中国人は漢方薬を飲まない?これはLili先生の言葉です。中国人は伝統的に漢方薬を飲んでいるのだとばっかり思っていましたが、漢方薬は中国でもと〜っても高いので中国人は殆ど飲まないそうです。病気になっても通常買うのは西洋(?)の薬だそうです。
でも、漢方薬でなければ治らない病気もあるそうで、そういう場合は漢方薬に頼るしかないとのこと。病院でも漢方薬が処方されることもあるそうです。

中国人の性格(1)北に行けば行くほど豪快で、細かいことを気にしないおおらかな性格だそうです。中国人の男性は、奥さんや彼女に対する愛情の表現はあまりしないそうですが、荷物を持ってあげたりと女性にはやさしいそうです。

マナーバスを降りるときも、地下鉄から降りるときも、フランス式にやっていたら降りられなくなります。ホームで待っている人達は、降りる人のことは考えてません。電車がホームに入ってきたらドアのまん前に立ちはだかり、降りる人がいても気にせず乗ってきます。キップを買う列やタクシーを待つ列に並んいても、ずる込みする人が必ずいます。

中国人の性格(2)野蛮で失礼...と思ってしまう人たちも少なくないと思いますが、純粋で一生懸命な人が多いような気もします。周りの事を気にせずに大声で話したり、何処でも平気でゲップしたりするので不愉快な事もありますが、悪気があるわけではなく、それが普通だから相手に迷惑をかけている認識がないだけなのではないでしょうか。

子供料金上海には一定料金で食べ放題のレストランが結構ありますが、子供料金か大人料金かが身長によって決まるのには驚いてしまいました。レストランだけかとおもったら今日行った上海水族館の子供料金も「身長80〜140pまで」となってました。

月餅「本場の月餅を」と父に頼まれ、月餅が中国のお菓子だということを私は初めて知りました。日本で月餅というと中身はクルミなどのナッツ類だと思いますが、中国で売っている月餅の中身は本当にバラエティに富んでます。蓮の実やコーヒー味、中には蟹肉や卵の黄身が入っているものもあり複雑な味です。

値切り方基本的に、中国では、値段がついていないものは全部値切れます。値段のついているものでも、工芸品などお土産ものは複数買うと割引してくれます。これも、黙っていては何の割引もしてくれません。買う意思を示す前に、割引をしてくれるのか聞きなければダメです。売る方も買い手が値切ることは承知の上なので、値切らないで買うのは馬鹿馬鹿しいです。値切ることに慣れていないと一々交渉するのは面倒くさく、中国の物価が良く分からないと言い値で買ってしまいそうになりますが、がんばりましょう。まずは、本当に買いたいと思うものの値段しか聞かないこと。値段を聞くと相手はこちらに買う気があると思い激しく攻勢してきます。買いたい物が見つかったら値段を聞き、自分が目標とする金額まで交渉しましょう。一概には言えませんが、最初に言ってくる値段の半分くらいまで下がることが多いです。相手が値下げを渋るようなら、いらないと言ってその場を去りましょう。こちらの言い値で良いからと後から追いかけてくることもあります。支払いはもちろん現金で。カードはダメです。

物価上海は物価が高く、高級デパートも沢山あり、デパートの商品の値段はフランスと変わりません。ですが、普通の中国人はそんな所で買い物ができる様な給料はもらっていません。因みに、住み込みのお手伝いさんの給料は一ヶ月1000元(約百ユーロ)だそうです。

物価(2)今日(2007年8月23日)の上海日報(Shanghai Daily)には、上海の法定月額最低賃金が現在の750元から840元に引き上げられるという記事が載っていました。え?じゃあ住み込みのお手伝いさんは最低賃金よりも多くもらってるの(上述)?訳がわからなくなってしまいました。また、こんな記事も載ってます:中国政府は乞食やホームレスの人たちに毎月169.6元(都市部のみ、地方は71.4元)の援助金を給付することに決めました。170元といったら、安めのレストランで2人分くらい。因みに、今滞在しているホテルのルームサービスメニューを開けるとアメリカン・ブレックファストが180元です。やっぱり外国人はぼられているのでしょうか...

中国とアメリカと品質問題これも今日(2007年8月23日)の上海日報(Shanghai Daily)に載っていた記事です。「中国食品安全規制委員会は、アメリカ産の遺伝子組み換え大豆から有害物質が検出されたことに対し、アメリカ政府に対策を依頼しました。」
毎朝、NHKのニュースを見ながら眼を覚まし、CNNのニュースを見ながら朝食をとっているのですが、この話題は上海日報でしか取り扱われていない模様。何日か前も、上海日報に「ドイツ製の人工心臓弁を移植された子供が人工弁の破損で死亡。輸入医療機器に対する規制要?」と出てましたが、他のメディアでは報道されていませんでした。
有害物質含有大豆や不良があるかもしれない人工腎臓弁をリコールしたのかは知りませんし、報道内容の信憑性もわかりませんが、中国も黙ってないな〜という感じ。
最近、中国製品の品質問題がクローズアップされ、特に米国マテル社のリコール問題は世界中のメディアで取り上げられています。確かに中国製品の品質は欧米レベルには達していないと思います。ですが、それを承知で安価で買ったマテル社は、アメリカ市場に出す前に自社で品質保証をする検査を定期的に行っていたのでしょうか???

中国人はやっぱり器用

上海美術館で見た翡翠の彫刻です。やっぱり中国人は器用ですよね。中国のこういうところが好きです。

タツノオトシゴの串焼き



北京の王府井大街近くの東華門美食坊夜市での光景です。写真が小さくてよくわからないかもしれませんが、真ん中は昆虫のサナギ(親指くらいの大きさ)で、一番右はサソリ。15pくらいありました。左の写真はヒトデ。
日本語トップページに戻る