バカンス


フランスのサラリーマンには年に5週間有給休暇があるのをご存知ですか?

法定週労働時間が35時間になってからは、39時間働いて週4時間づつ多く働いた分だけ後で休暇で取り戻すという人たちや、飛び石連休の場合は会社ごと又は個人で「ポン」(pont:橋という意味で、休日の間に挟まれている日を休んで連続休暇にする)することが殆どなので、実際はもっと多いですが、通常は、一ヶ月働くごとに2.5日分の有給休暇(congé payé:コンジェ・ペイエ)を貯金し、5月31日までにたまった休暇日数を6月1日から使用することが出来ます。 一般的な休暇のとり方は、クリスマス時に一週間、2月頃の冬休みに1週間、7月〜8月の夏休みに3週間くらい、残りは春か秋の学校休暇時に一週間とるかその他の飛び石連休時にばらばらにとったりするパターンが多いようです。

バカンスの過ごし方はいろいろですが、クリスマス次期は殆どの人々が実家で家族と過ごし、冬休みはスキー(最近はお金のかかるスキーよりも手頃な値段の海外旅行で海辺でゆっくりと過ごす人も増えてます)という人が多いようです。夏休みは、殆どの人が太陽と海を目指して2〜3週間の旅行に出かけまが、その方法や行き先は、予算によってまちまち。車か電車でテントを持参しキャンプ場で過ごす若者達、キャンピングカー(車と後ろの生活部分が一緒になっている、大きなバンのような車)やキャラバン(車の後ろにつけて牽引するもの)で移動する子供連れの家族、ホテルやペンション(chambre d'hôte:シャンブル・ドット)などに滞在する人々など様々です。もちろん海外に行く人も多く、バカンス時期の週末は空港にも人が溢れています。

こんなに沢山の休暇が必要なのか?という質問には答えにくいですが、学校の休みが多いフランスでは子供の面倒を見るために多少の休暇がないと困ることも確かです。本当は学校に休みが多すぎることが問題だと私は思うのですけどね。





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